JANIC Books
NGOの情報誌
シナジー
2011年12月1日発行

東アフリカは"今"
NGOデータブック2011
NGOのすべてがわかる
500部のみの限定販売

NGOの能力強化と社会的責任向上

NGOの能力強化

日本のNGOが、日本や国際社会の人びとから期待されている役割を果たすためには、途上国での活動を担う人材の能力のみならず、安定的な組織運営を担う管理部門の人材の育成や体制の強化が必要です。しかしながら多くのNGOは、規模が小さかったり管理費に余裕がないため、団体内で研修を行ったり、営利ベースで提供されているセミナー等にスタッフを派遣することが困難です。

JANICでは、国際協力NGOの活動を担う人材一人ひとりの能力強化と、組織としての体制強化を推進するため、NGOの能力強化に賛同いただいた民間助成団体や外部専門家の方々の資金面、内容面でのご協力もいただきながら、NGOに共通する優先的課題を中心に、NGO活動と運営の経験が豊富な講師とともに提供しています。

なお当該分野にかかるネットワークNGOとしての経験を活かして、他のNGO向け能力強化を行う団体との情報交換や企画支援や、ODA事業の一環として実施されている国際協力NGOの能力強化にかかる事業の実施管理を請け負うこともあります。

 → 2010年度研修プログラムとスケジュールへ
 → 過去の研修プログラムへ

NGOの社会的責任(Social Responsibility:SR)について

グローバリゼーションの急速な進行に伴い、世界的に貧富の格差が急速に広がっています。そうした中で、国際協力に携わるNGOに関わる役割は軽減するどころか、その規模も範囲も急速に広がっており、NGOへの社会からの期待も大きくなっています。

90年代に入り、日本社会においてもNGOの影響力が急速に大きくなり、政府や企業との連携が広がる一方で、NGOの組織的責任体制や健全な組織運営のあり方が強調されるようになりました。市民からの寄附を的確に協力活動に結びつけるには、社会からの信頼に足る組織づくりにNGOが積極的に取り組む必要があります。つまり、NGOとして社会的責任を果たしつつ、援助活動に携わることが不可欠であるとJANICは考えています。

ひとつの試みとして、JANICはアカウンタビリティを「ある人ないし組織の業績、応答性、さらには倫理性について、利害関係者がもつさまざまな期待に応えること」と考え、アカウンタビリティ・セルフチェック2008という自己診断形式のツールを開発しています。